【組織観vol4】リクルートグループ 色濃く残る組織カルチャー

組織考察シリーズ第四弾。
今回はリクルートグループです。
かなり今更感はありますが、考えてみます笑

リクルートというと、GIBやNEW Ringなどの制度が有名で、
ミッションドリブン、かつボトムアップで事業構築することが強い組織かと
思います。

上場してからの最近は組織カルチャーというより
積極的なM&AやAIへの投資が目立っていますが、それでも、
かつてリクルートに残っていたカルチャーはまだ残っている部分も一定数あるという
話をOBの方からも良く聞きます。

例えば、弱みの克服にリソースを投下するのではなく、個人のエッジを尊重するカルチャー
や、誰かがやるのを待つのではなく、まずは自分が踊り場で踊れというカルチャーは
ある程度残っているでしょうし、副業許可のように、個々人が商売人として
独立して仕事をしている空気などもまだ残っているのではないでしょうか。

ただし、上記のような組織カルチャーや人事制度も、かなり前から
残っている、運用している部分が多いですし、今後組織を変えていく必要が
生じた場合に、人事制度や組織カルチャーのどこを変えて、どこを残すのか、
ということには興味がありますね。

例えば、AIをワークスタイルに持ち込んで、データで大小様々な意思決定が行われるように
なった時、個々人に突破力は果たして必要なのか(むしろAIを使いこなすリテラシーの優先順位が高くなる可能性はないか)など。今後のリクルートが残すことと変えることには注目しています。

あとは、2017年に入ってからサイバーエージェントと共同で組織サーベイ「ゲッポー」を
リリースしましたが、それらを通じて今後のHRをどのように変えていこうとしているのかも
追っていこうと思います。

以上です。
とりあえず、組織観シリーズはマザーズ上場企業全てやろうと
思います笑