期待値という言葉

　営業をする際、よく「お客さんの期待値は何なのか？」

という話が出てくるが、　これはBtoBでもBtoCでも同じ話なのかと思う。

例えば、BtoBにおいても、相手がAという期待値を持っているならば、

まずはそのAを満たしてあげて、次にB、Cと提案をしていく。

一方BtoCにおいても、例えば服を買いに行く際も、最初自分が欲しいと思っていた服のイメージに合うものを持ってきてもらった場合、そのあとは別のテーマに関しても少し見てみようかな、という気になる。

逆に一つ目から違うものを持ってこられても、話を聞く気がなくなってしまう。

つまり、BtoBにおいても、BtoCにおいても、まず最初にお客さんの期待値を

満たす、というプロセスが重要になる。

これを押さえずに、こちらが売りたいもの、話したいことを押し出しても、

相手には虚しく響き、笑顔でさよなら、という結果になるのみである。

自戒。