次期役員候補をどう育てるか
サクセッションプランニングという言葉もそうであれが、 いかに次の世代の経営層を発掘、育成していくかが人事施策の1フォーカスとして 重視されるようになってきている。
※創業社長の企業や、中小企業で多い印象
理由は創業者の世代交代やトップのバトン交代、次の世代の役員抜擢の ためであるが、いくつかの事例を見ていて感じるのは、このテーマの打ち手も 結構やることが限られているなーということ。
例えば以下のようなものだ。
・適切なセレクションの設計
→アセスメントや上長推薦等を組み合わせて、適切な潜在性や資質を持つ人材を セレクションすること
・ジョブアサイン
→事業子会社の社長や、事業部のマネージャーなどのジョブをアサインし、 修羅場経験を意図的に設計すること。
その他は上記の施策に組み合わせて、役員による少人数の定期勉強会や、 個別性の高い育成施策などを設計し、運用するケースが多い。
そういうことを考えると、1つ1つのソリューションは新規性はなくとも、 組み合わせて最適化していくことが重要なのではないかと思う。
ただ、本来は設計しなくても自然とスクリーニングされていくのが理想だと は思っているが。