【副業】副業と人材育成を繋げて活かし方を考えてみる

副業に関する記事を注力して書いてみましたたが、引き続き第三弾。

テーマは、「副業と人材育成」です。

副業というと、どちらかというと働き方の多様化というくくりの中で認識していますが、 意外と人材育成にもうまく繋げられるのではないかと考えています。

まず、副業でやる領域というのは、おそらく以下の2つのパターンに大別されるのではないかと 考えています。

 

1、自身がすでに持っている技術を、自社事業とカニバリゼーションしない形で展開するパターン

例えば、エンジニアの方が、法人の受託開発ではなく、個人の受託開発を始めることや、 デザイナーの方が、自社プロダクトではなく、カルチャースクールのデザイン製作を手伝ったりする等。

 

2、自身がまだ保有してないものの、メンバーの興味や志向性をベースに展開するパターン 例えば、営業の方がウェブマーケのサポートに取り組んだり、フロントエンドのプログラミングの アルバイトを始めてみる等。

 

そして、1のパターンで、自身の持っている技術をマーケティング観点で捉え直し、 アジャストしていく必要があるので、自分自身を俯瞰で見る力も強化されますし、 マーケットインで技術を捉えられるようになるのではないでしょうか。

2のパターンでも、マーケティングをした上で、新しい技術獲得の為の努力が必要になるので、 スキルの多様化に繋がります。

 

その為、副業を推進することで、社員のスキルの多様化や深化が進み、 中期的に見ると、組織ケーパビリティが向上するのではないかと思います。

少し粗い仮説ではありますが、HRを担当している中で、副業の是非に関する議論が出てきた際は、人材育成への貢献度合いという観点でも考えてみると1つの材料にかるかもしれません。