【素人が決算資料を読む】株式会社エアクローゼット/サブスクリプションコマースの適正な流動資産比率とは

これまではHR系の記事が多かったですが、これからは利き腕でないテーマの
記事もアップをしていこうと思います。

僕はHRや営業、プログラミングあたりはそれぞれ程度の差はあれどかじっているのですが、
ファイナンスや財務”などについてはほとんど土地勘がありません。

そのため、このブログでのアウトプットを通じて、自分なりに考察を繰り返し、
素人でも”決算書を見ればその事業の構造やボトルネックについて仮説を立てられる”ところまで頑張りたいと思います。

そこで、「素人が決算資料を読む」シリーズと題して、いわゆるベンチャーと言われる企業について、決算資料を読み込み、どういったことが言えそうか、自分なりに発信していくシリーズを始めようと思います!

今回は、第一弾として、「エアクローゼットさん」の決算資料を扱おうと思います。

1、エアクローゼットとは?
エアークローゼットとは、サブスクリプション(月額課金)モデルで、スタイリストが
選んだファッションアイテムが3点単位で届き、気に入ったものは着続けることができ、気に入らなかったものは返却することが出来るサービスで、ユーザーが”いろいろなファッションを試すことが出来る”や、”その時の気分や季節性に応じてファッションを変えることが出来る”サービスです。

2、ビジネスプロセス
本社のHPなどを拝見していると、想像ですが以下のようなビジネスプロセスを組んでいるのではないでしょうか。
a.商品の倉庫への搬入
b,商品の撮影、サービスへのアップロード
c,スタイリストが商品を選別してユーザーにレコメンド
d,商品のピックアップ、郵送
e,ユーザーが到着した商品を使用
f,場合によっては返送
g,返送された商品のクリーニング

cやgあたりは結構コストがかかりそうですね。
クリーニングも1商品単位でもそこそこかかりますし...

3、財務上の気づき
平成29年第3期決算公告を拝見しました。

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いわゆるBS(貸借対照表)なので、お金の動きについては想像がしづらいですが、
思いついたことを書きます。

流動資産の適正値について
サブスクリプションモデルは、在庫商品の中から、レコメンドする人やシステムが商品をピックアップする形になりますので、前提として在庫が倉庫に一定数残っている必要がありますが、ありすぎても在庫コストとなってしまいます。

専門の方からしてみれば至極あたり前なのではあると思いますが、
こういったサブスクリプションサービスにおいて、適切な在庫管理のレベル感や
流動資産の比率等ってどういった感じなんでしょうか。
全然わからないので、要勉強ですね...

以上です。
恥ずかしいくらい全然わからないですね笑
ただ、継続は力なり、量質転換を信じて継続的にアップしていきます。