人口知能と人事

日頃HRの畑で仕事をしていて、どうしても今後不可避のトピックとして、

HR✖️人口知能のカテゴリーがある。

また、HRに関わっていない人にとっても、転職活動や就職活動、仕事で能力開発をする際に、 今後人工知能の話は切っても切り離せなくなると思っているので、少し書きたいと思う。

 

そもそも論にはなるが、人事の仕事は幅広い。

企業規模によって1人の担当範囲は異なるが、労務系から始まり、採用や人材開発、配置転換、 給与計算等、人に関わるゼネラリストのような仕事だ。

その仕事の中で、一部ではあるが、徐々に人事の仕事の人口知能によって 最適化されようとしている。

 

例えば、採用。 エントリーシートをシステムに読み込ませて、アルゴリズムによって人材の仕分けをしていく。

他には、配置転換。ある人材の親和性の高いジョブを、これまでの勤務経験、面談の発言内容や キャリア情報等からレコメンドする。

他にもいろいろな領域で勃興しつつあるが、総じてHRの領域では、配置転換や人事システム、 採用系の領域で、人口知能を使ったサービスが増えていると思う。

 

では、残りの人事仕事の人材開発はどうか。 一番早く来る領域としては、語学領域は人口知能によって最適化される部分が出てくるだろうなと思う。

それ以外では、例えばスキルアセスメント等定量化しやすい領域や、将来の成長予測あたりが 出てくるのではないかと思う。

少し飛んだ話をしてしまったが、上記のような世界観が実現されれば、企業にとっての採用の位置付けも変わってくるだろうし、 人材のあり方も変化してくるのではないかと思う。