【パルスサーベイ】採用側のプレイヤーが組織診断サービスを提供するケースが増えている

 先日、こんなリリースがありました。
(株)リクルートキャリア、パーソルキャリア(株)など、 人材業界4社との業務提携に関するお知らせ ~組織改善サービス「モチベーションクラウド」の展開を加速~
http://www.lmi.ne.jp/news/2017/2017101319061104.html

タイトル自体は、「よくあるような話ですな」と受け流してしまいそうですが、
このリリースはHR領域の潮流をハッキリと表している事象だと考えています。

潮流と書いたのも、いわゆる”採用系のプレイヤー”がパルスサーベイ形式の組織診断サービスを始めるケースが2016年後半〜2017年にかけて増えているからです。

さらに、これまではベンチャー系の採用プレイヤーがてがけていたものが、
リリースにあるような、大手採用企業が提供を始めるということは、今後採用✖️組織サーベイ
が本格化する、あるいは本格化させようとする意志の現れのように感じます。

また、上記のような潮流がなぜ増えているかというと、採用において重要なのが、
採用がコンピテンシーフィットや実績評価重視のものから、カルチャーフィット重視の
ものに比重が移り変わっているからではないかと思います。

それに加え、働き方改革によって、経営は上記のような組織サーベイを実行する大義名文を
獲得したことで、組織サーベイ(パルスサーベイ)が本格浸透する土壌が整った状態だと
思います。

これらのトレンドの先には、採用にあたって、求職者が組織のカルチャーにフィットするかどうかをより精度高く予測ができるようになると思いますし、もう1歩先には、多角的、かつ超時系列データを踏まえ、退職予測やパフォーマンス予測等にも繋がっていくのではないかと思います。

そういったもろもろの話を踏まえると、リンクアンドモチベーションは、将棋の最善手を打ったのではないかと個人的には思いますね。

いかがでしょうか。
みなさんの職場でも導入している、あるいは検討しているようでしたら、
是非是非ぶっちゃけ話を聞かせてくださいませ。