【働き方】IT系以外の会社が副業を導入するメリットとは?

最近、副業推進の企業が増えています。

リクルートから始まり、直近ではDeNAも副業を許可するようになりましたし、 大手企業ではロート製薬などが副業を許可しています。

僕も働き方の多様化を推進している企業に強く興味があり、 どういった企業が推進しているのか調べてみたことがあるのですが、 現状、やはりIT系の会社が推進しているケースが多いように見受けられました。

 

そこで、今回の記事では、IT系の会社が副業を推進するメリットと、 一方で非IT系の会社が副業を推進するメリットはどういったものがあるのか、 考察をしてみようと思います。

 

1、IT系の会社が副業を推進するメリット

やはり、エンジニアやデザイナー等、自立して収益を稼いでいくオプションがある職種の 人たちの定着を意図して実装しているケースが多いように感じます。

また それ以外では、働き方の多様化を推進している企業というブランディングにより、 採用競争力の強化につなげようとするパターンや、新規事業創出のシードラウンドの代替手段として 活用するケースなどでしょうか。

上記のような理由で副業推進する企業は非常に合理的ですし、 ロマンがあって良いなーと個人的には思いますね。

 

2、非IT系企業が副業を推進するメリット 一方で、IT系ではない企業において、副業を推進するメリットはあるでしょうか。

僕は大きく2つあると考えています。 まず1つ目は、CDPの選択肢の少なさに対する代替オプションの提供です。

そこまで事業部の多くない中小企業では、CDPを描くにも選択肢が少なくて、 キャリアプランを合意でき無いケースが多いですが、副業推進することによって、 本人のキャリア上の選択肢は増え、企業で働き続ける接着剤の1つになると思います。

2つ目は、社員のスキルの多様化につながることです。 営業畑一心だったのが、ウェブマーケティングに取り組んでみたり、 事務畑中心だった人が、営業系のジョブに取り組んでみたり、というように 現状の自分のスキルとは別のジョブに取り組む機会を、小リスクで作ることができると思います。

 

以上になります。 入社した組織でもやもやしている若手の方がいらっしゃれば、大胆に副業推進などをトップに提言してみてはいかがでしょうか。