【VR】VRでHRはどのように変わるのか

以前、VRについてゲーム体験をした記事を書きました。

「VRって感情サービスと相性が良い」 http://develope.hatenablog.com/entry/2017/09/29/215107

 

その記事でも書きましたが、実際に体験してみると、想像していたよりも、 リアリティ(情報の伝達度合い)が高く、ウエディングのような 感情サービスと相性が良いのではということを書きました。

となると、HRの文脈でVRを捉え直した時に、どういったサービスを考えられるのか、 少し考察を加えてみました。

 

1、テクニカルスキルトレーニング

既にいくつかの企業が取り組み始めてはいますが、 その業界特有のスキル(IT業界のエンジニアリングスキルや、飲食店の調理スキル等) というものがどの業界にもありまして、それらを一定のカテゴリー別に教育を提供している ベンダーがあります。

そういった既に商売ができている領域で、視覚を中心とした教育を行っている領域であれば、 視覚重視の情報伝達と相性が良いVRで代替する余地は高いと思います。

 

2、原体験の共有 以前の記事で書いた、感情サービスを相性が良いということをベースにした時に、 例えば、企業内である行動指針やミッションを新たに定義し浸透させたいという際に、 1つのコミュニケーションツールとして使用するケースが出てくるかもしれません。 ただあまり可能性は高くないかもしれませんね...

 

3、インバスケットトレーニング

リアルな体験をしやすいという点で考えると、研修とかで行っている インバスケットもリプレイスされるかもしれません。

 

4、採用における生体反応

特定のシーンをVRで再現して、その時の行動だけではなく、 生体反応(神経が安定しているか、パクック時に発生する生体反応が出ていないか)を 1つの指標として観察するとか

 

5、ソーシャルVRを使った企業研修や採用面接 これはきわめて強い思いつきです。多分あまり流行らないと思います。 移動コストの低減以外の効果が見いだせれば変わるかもしれません。

 

いつくか書きましたが、VRに関しては今後本格化する領域なので、 HRマンとしても動向をチェックしていきたいと思います。