【育成】リーダーシップ開発の勘所って何なんでしょうか

採用においても、育成においても、「リーダーシップのある人」というのは 課題意識としても強く聞かれる言葉であります。

 

ただ、個人が勝手にリーダーシップのある人に育っていくことはあれば、 そういう人を育成することって非常に難しいと思います。

(だからこそ、いろいろな教育期間が苦戦している訳であり、今更そんなことを いうのは恐縮ですが...)

 

とはいえ、HRに関わる身として、リーダーシップ開発を行う上で、 できそうなことを認識しておくと、いざという時の為のオプションとして使えるかも しれませんので、言語化してみようと思います。

 

1、若いうちから経験を積むこと

リーダーシップって持て持てと言われて持つことは難しい性質のマインドセットで、 実際に自分がリーダーとして1サイクル頑張ってみて、酸いも甘いも経験したのちに、 重要性がお腹に落ちてくる概念だと思います。

その為、できるだけジュニアな段階で、自分自身で要件定義を行い、 手法の分解〜リソースを活用した実行推進までを経験する機会を作り出すことが 重要であると思います。

CFTなどや、部署の仕事で、クリティカルではない業務を1かたまりやらせてみるなどが 1つの手法としてあるかなと思います。

 

2、あり方の意識化

経験を積みつつも、自分自身がどうありたいかや、何を大切にしている人間なのか、 ということを自覚することで、その”何か”に基づいて自発的に行動することが期待できるのでは ないかと考えています。

 

例えば、業務をしていく中で、”特定のセグメントに対するサービス提供”にドライブされる傾向があり、 それが、自分自身が中期的に解決したい問題の構造に近づいているから、ということに気づいた場合、 そもそもそれが解決したい問題だと自分が捉えているということが、あり方に対する気づきだと 思いますし、それに気づくことによって、”じゃあそれに関連する仕事に従事する為に何ができるか”を 自発的に定義、実行するようになるのではないかと思います。

 

上記のような、自分のあり方を意識的に自覚することが、リーダーシップ開発の1つの要素として 重要であると考えております。

 

中々難しいですね...

この分野も継続的に勉強していかないといけないなーと思います。