【組織観vol3】Yahoo! メガベンチャーらしい体系的な人事制度

組織考察シリーズ第三弾です。
今回はYahooさんの組織について考察を深めようと思います。

まず、Yahooの企業HPを拝見していても、非常に人事制度のレパートリーが広く、
体系的に整備している印象を受けました。
https://about.yahoo.co.jp/hr/workplace/culture.html

かつ、以前の記事で拝見した”最大公約数的な人事制度からの脱却”が
色濃く感じられるというか、この制度はどのセグメント向けに想定して
構築したんだろうなーということが良く感じられました。

個人的に、Yahooさんのような組織規模のベンチャーで、今後きになるキーワードというか、
追っていきたい観点として、”分散型の組織”の構築があります。

例えば、副業推進のように、中央集権的組織(階層を上がっていくことが唯一の軸)ではない
ことを前提とした制度も早めのタイミングで取り入れていますし、組織カルチャーとしても、
トップダウンではなくボトムアップでスピーディーに意思決定、実行サイクルを回す風土なのではないかと想定しております(このあたりは1次情報を入手できていないのであくまで仮説要素が強いです)

そういった組織が、ブロックチェーン等、プロジェクトベースのワークスタイルが増えてくるであろう今後のHRトレンドにどのように対応するのか、かなり興味があります。

他には、HRのデータドリブン化についてもどうなるのか興味があります。
実際にはすでに着手しているとは思いますが、実際にどういった結果になるのか、
またはアルゴリズムができるのか、興味深いです。

以上です。
次はどこの企業について考察を深めようか、楽しみです。