パルスサーベイはOJTと非常に相性が良いんじゃないか

2014年ころ、ちょっと変わったサーベイが持ち上げられた。

「パルスサーベイ」である。 従来のサーベイは、半年や1年に一度、数十問の質問に回答して、 多角的に現状を把握するツールとして、非常に多くの組織に浸透しているが、 パルスサーベイは、1週間に一度等高頻度で、1回1、2問、時間にして30秒〜1分くらいの サーベイをコンスタントに取っていくアプローチである。

いわば、従来のサーベイを静のサーベイとすれば、パルスサーベイや対極の動のサーベイになります。

 

さて、このパルスサーベイですが、2014年に一度盛り上がったあと、しばらくはHRの話題からは 無くなっていました。

しかし、2017年に入るころから、再び盛り上がってきており、 パルスサーベイのシステムなんかもいくつか提供するベンダーが出てきています。

 

ちょっと前置きが長くなりましたが、このパルスサーベイOJTと非常に相性が良いと 考えています(実際に運用している訳ではないので仮説ベースです)。

なぜなら、パルスサーベイを活用することによって、OJTで重要とされる以下の要件を 満たすことができるからです。

 

・新人や若手の状態(能力、意欲等)を1人1人把握すること

・定期的にコミュニケーションを取り、信頼関係を構築した上で、メンバーの状況に応じた 関わりを実践すること

上記については、マネージャーのプレイングマネージャー化によって、アナログのコミュニケーションだけで充足するのが非常に難しくなってきておりますが、パルスサーベイを活用すれば、メンバー毎のウィークリーの状況を把握しやすくなることに加え、

パルスサーベイ上の回答が、いわばメンバーへのフィードバックとしても機能すれば、

アナログで定期面談を実践する以外のオプションとして少し期待できるのではないかと思います。

 

以上です。 パルスサーベイについても、実際に運用されていらっしゃる方がおりましたら、 是非是非使用感等教えていただけると嬉しいです!